1980年代、オーストリア製SALKOのローデンコートになります。
こちらは、オーストリアの名門ブランド S.A.L.K.O(サルコ) による、伝統的なローデンウールを使用した本格ローデンコートです。
SALKOは日本ではそれほど知名度はありませんが、当時イタリア・ローマの老舗セレクトショップDavide Cenci(ダヴィデ・チェンチ)から別注を受けるなどヨーロッパでは高級なブランドとして人気がありました。
クラシックなローデンコートらしい端正な襟形状。
猟銃を撃ちやすいように作られたフローティングショルダーは特徴的な袖付けです。
サイドポケットは斜め口のポケットになっています。
ストンと落ちる美しいロングシルエット、シンプルながら品のあるボタン配置など、伝統を感じさせる佇まいが魅力です。
ブランドタグに記された “HUBERTUS LODEN” は、アルプス地方で古くから受け継がれる最高品質のローデンウールの証であり、寒冷地の狩猟文化の中で磨かれてきた耐久性・防寒性・撥水性の高さを象徴しています。
ローデンコートは、元来ハンティングやアウトドア用途として発展したアウターで、羊毛を圧縮し時間をかけて仕上げることで、風を通しにくく、保温性が高く、悪天候にも強いのが大きな特徴です。こうした伝統素材を贅沢に使用した本品は、厚みがありながらもしなやかで柔らかい着心地を持ち、長年愛用できる堅牢さと、現代的な快適さを両立させています。
袖口にはタブ&ボタンの実用的なディテールを備え、深めのポケットは日常使いにも便利。
深いネイビーのカラーリングはローデンウール特有の奥行きある発色で、落ち着いた大人の雰囲気を演出します。
背面は大きく広がるインバーテッド・プリーツが独特です。
脇の下を縫い付けないことにより肩周りの可動域を広く取り猟銃を構えやすくする構造になっています。
裏地は滑らかで着脱しやすく、重厚なローデン生地とのバランスを取りながら、着心地を快適に保つ仕立てになっています。
ゆったりとしたシルエットで厚手のニットやジャケットの上からも楽に羽織れるため、真冬のアウターとして実用性も抜群。
伝統素材とクラシックデザインを踏襲しつつ、現代のワードローブにも自然に馴染む洗練された一着に仕上がっています。
上質なローデンコートをお探しの方、長く愛用できる本物志向の冬アウターを求める方にぜひおすすめしたい、オーストリア製ならではの確かな品質と存在感を備えた逸品です。
こちらがタグになります。
着用イメージ
身長 171㎝
体重 58kg
お探しの方いらっしゃいましたら、この機会に是非いかがでしょうか。
商品詳細
【1980's オーストリア製 SALKO ローデンコート】
●素材
ローデンウール(ウール/)
●表記サイズ
54(実寸サイズを参考にするとL相当)
●実寸サイズ(多少の誤差はご了承下さい)
着丈 約115㎝(襟の付け根から裾までの直線)
身幅 約66㎝(脇下の直線)
肩幅 約53㎝(肩先から肩先までの直線)
袖丈 約66㎝(袖の付け根から袖の端までの直線)
●状態
状態はUSEDですので程よい使用感はありますが大きなダメージ等はなく綺麗な状態です。
年に4回直接買い付けに行っています。